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  • 7月2日・回答

    国試対策・病理・乳癌
    ○×で答えてください。

    肺癌について答えて下さい。
    1.扁平上皮癌において一般的にPD-L1は検査対象に
     ならない。                  ×
     ⇒PD-L1は免疫チェックポイント阻害剤を利用する
      為の検査で、腺癌・扁平上皮癌とも対象。
      小細胞癌・非上皮性腫瘍は対象外。
    2.小細胞癌において一般的にEGFR遺伝子変異解析は
     検査対象にならない。             ×
     ⇒EGFR遺伝子変異解析は分子標的治療悪・EGFRチロシン
      キナーゼ阻害剤を用いる為の検査であり、一般的には
      腺癌を対処に行うが、扁平上皮癌でも行う場合が
      ある。小細胞癌・非上皮性腫瘍は対象外。
    3.腺癌において一般的にALK(IHC法)は検査対象に
     ならない。                   ×
     ⇒ALK阻害剤を用いる為の検査であり、一般的には
      腺癌を対処に行うが、扁平上皮癌でも行う場合が
      ある。小細胞癌・非上皮性腫瘍は対象外。
    4.小細胞癌において一般的にHer2(IHC法)は検査
     対象にならない。                ×
     ⇒Her2(IHC法)は乳癌・浸潤癌に行う検査であり
      抗Her2治療法で用いる検査法である。
    5.男性肺癌の罹患率(2014年度・国立がん研より)
     5%である。                   ×
     ⇒男性の罹患率は第2であり、男性は10%である。
      女性が5%
    6.男性肺癌死亡率(2017年度・国立がん研より)は
     部位別順位は第2である。             ×
     ⇒第1位である。女性は大腸癌が第1位である。
     国家試験前に最新がん統計はチェックする必要性あり