Q&A

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関節液の偽痛風の検査はピロリン酸Caと尿酸結晶のどちらでしょうか?また、レセプト点数について教えてください。 レセプト
偽痛風はピロリン酸カルシウム、痛風は尿酸結晶です。また、レセプトではそれぞれに検査点数は無く、関節液穿刺料に検査料も含まれる。関節液一般検査の依頼をすると、その項目以外に細胞数や細胞分類その他の項目も同時に検査します。
有機溶剤(馬尿酸・メチル馬尿酸)の検体提出に当たり、実際に検査に入るまでの時間を教えてほしい。 有機溶剤
4℃の状態で保存していれば馬尿酸⇒30日、メチル馬尿酸⇒5日はデータ的にも安定しています。特に採取してからの検査に入るまでの時間が長い/短い、冷蔵もしくは凍結したからといって尿中の成分が増減するわけではなく検査に影響はありません。
更年期障害の検査で、エストロゲンはどれを測定すれば良いのか? ホルモン
エストロゲンはエストロン(E1)、エストラジオール(E2)、エストリオール(E3)があるが、ホルモンの生理活性が最も高いE2が一番重要とされているので、E2を測定します。
百日咳EIA法でPTもFHAも160だった。どう判断するのか?また、EIA法はIgGを測っているのなら、過去抗体なのでは? 百日咳
EIA法はIgGしか測れないが、IgGでもPT法は感染後2週間くらいから上がるので、最近の感染と言えるのでガイドラインは100以上を現感染としている。FHAは1~2ヶ月後の反応なので、主に過去の抗体となる。今回の場合はPTが160なので現感染しているものと思われ、過去にも感染していて、治りきらない内に、また感染したことも考えられます。
骨粗鬆症の吸収マーカーでNTX以外はどれがいいのか?と言う質問があり対応する。 骨粗
骨形成マーカーとしてBAPをしていると言うことで、同じ骨細胞関係としてTRACP-5bを勧める。TRACP-5bは破骨細胞由来なので、骨芽細胞に関するBAPと相関すると思われます。
インタクトP1NPとtotal P1NPの違いについて教えてほしい。 骨粗
P1NPはこれまでの骨基質の成熟及び石灰化の段階で出現する骨型アルカリフォスファターゼ(BAP)やオステオカルシンに比べ、Ⅰ型コラーゲンの生成過程で産生されるため、骨形成のより早期の指標として有用な骨マーカーです。骨粗鬆治療において治療効果の確認やモニタリングに適していると考えられています。Total P1NPはインタクトP1NPが三量体のみを検出していましたが、三量体と単量体の両方を検出します。Total P1NPはNonーRIA法で検査所要日数が大幅に短縮が可能になりました。相関は良好です。
MAC-PCRとDDHはどういう時に検査するのか? 抗酸菌
TB-PCRが陰性だったようで、TB-PCRが陰性で、他の抗酸菌が疑われる場合に実施するもので、MAC-PCRが陽性の場合、アビウム菌かイントラセルラー菌が陽性で肺MAC症となること、DDHはMAC-PCRが陰性だった場合に他の抗酸菌を特定する検査である。
シェーグレン症候群の検査で、抗SS/A抗体と抗SS/B抗体以外で他に関連する検査項目があるのかどうか?この検査のみで良いか教えてほしい。 膠原病
抗SS/A抗体の検査でSSに高率に病態が出現、抗SS/B抗体の検査では特異的なので問題ない旨を説明。他に関連する自己抗体検査として抗核抗体と抗DNA検査を測定する。抗核抗体が陽性に出ていれば次の検査として抗SS/A抗体と抗SS/B抗体の流れとなる。
抗GAD抗体と抗インスリン抗体について問い合わせがある。 抗GAD抗体
膵臓細胞が自己免疫疾患で壊れてインスリンが少なくなるⅠ型糖尿病の検査で、その患者には抗GAD抗体が存在する。その量が多いとⅠ型糖尿病の確定の判断になる。抗インスリン抗体はインスリンに対する抗体なので、その抗体があると、インスリンが効きにくくなる。HOMA-Rは空腹時の血糖とインスリンで計算する項目だが、インスリンの抵抗性(効きにくさ)の指標になる。2.5以上の場合はインスリン抵抗性があるので、インスリンが効きにくいことを表している。
クラミジアトラコマティスIgGが6.7、IgAが4.89、SDAが陰性だった。どう解釈したらいいか? クラミジア
基本的にはIgAが3.0以上なら強陽性で、IgGも強陽性なので、明らかに、現感染である。しかし、抗原の膣分泌液のSDAが陰性だった。通常は抗体価が疑わしい場合は抗原検査で判断するが、SDAは採取部位によっては偽陰性になる場合もある。IgAが高値なので、現感染でIgGも高値なので最近感染の可能性が高い。
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